もう一度思い出して、考えてほしい。彼らのことを・・・

今日、私は研究室の当番で、休日なのに大学に行きました。当番の仕事をこなし、さぁ!帰ろうと思った時、先輩とその友達がしている話が聞こえ、「え!?まじぃ(┳ω┳)」と気持ちがどよぉんとなりました。何を聞いたかというと、私の大学は農学系でして、動物実験は日常茶飯事、当たり前のように行われています。話によれば、先輩のお友達は今日実験しようと思ったが、牛がいるからやめた!とのこと。「なぜ牛?まぁ、うちの大学は牛なんていたって別に・・・」と思うのですが、どうやらその牛さんは明日獣医の解剖実験で使われる牛さんだとのこと。つまり明日、その牛さんは天国に旅発つのです。いくら人間のため、他の動物たちのためとはいえ、やはり今は生きていて目の前にいる生き物が明日はいなくなると分かると、とても苦しい気持ちになりました。
しかも、帰りがけにその牛らしき牛が「モォ〜!」とないているて、私は見ることも出来ず、声が聞こえないように走って帰りました。今でもその声が耳から離れません。私は、その牛さんのことを忘れないと思います。そして、その牛さんが少しでも苦しまずに天国に旅立てるように、牛さんの命が多くの動物たちの役に立つように祈ります。こういうことには目を背けがちですが、お肉になる牛さんたちや豚さん、鳥さんもいて、毎日私たちは彼らの命をもらって生かされているんだなと、改めて思った日でした。
一人でも多くの人が彼らのことを一度でもいいから考えて感謝してくれたら嬉しいなと思います・・・。