朝からがっかり・・・

朝、電車の優先席の前に私は立っていました。そこには女の人・おじさん・男の人という順パンで、坐っていました。優先席の前には、ベビーカーを片手に持ち、まだ首も据わらないような赤ちゃんを抱っこしているお母さんがいました。近くにいた人がベビーカーをもってあげますっといって、手助けしてくれたのに対し、優先席に坐っている三人は、そのお母さんに譲る気配すらありませんでした。それに気がついたほかのおじさんが、寝ている男の人を新聞してたたいて、譲ってやれといいました。男の人はそこで怒りはしませんでしたが、こういいました。「オレ、熱あるんですよ・・・」と体調が悪いことを理由に、席に坐る権利を主張しました。もちろん、お母さんはいいんです、すぐに降りますからといい、ゆってくれたおじさんにお礼を言っていました。おじさんは、坐っている女の人にもいいたそうでしたが、人がたくさんのっていて、ちょっと遠かったので、ぼそっとあのねーちゃんが譲ればいいんだよといっただけで終わりました。 私は、熱があるのに会社にいけるぐらいなら譲れよバカ!とムカムカイライラで仕方ありませんでした。女の人は、能面みたいな顔で、すましたまま、携帯電話のゲームをずーーーとやっていました。海外の場合、席を譲るのは当然で、いっくら柄の悪いにーちゃんとかでもさっと譲ります。そこは日本と大きな違いで、日本は空いていれば座っていいという感覚です。もちろんOKなのですが、明らかに譲るべき状況ならば譲らないでいるほうが恥ずかしいと思うんですが、それでも譲るほうが恥ずかしいのでしょうか・・・。仕事などで疲れているのは分かりますが、そのくらいの心のゆとり(豊かさ?)があってもいいんじゃないかなぁ〜と思いました。